子供のヘルメットが劣化してすぐにぼろぼろになってしまうんです。
買い換えれば早いのですがなんとなくもったいなくて、表面のプラスティックをはがしてデニムをはってしまおうと考えました。
今回は縫わないで接着剤で貼るだけでリメイクできるので、縫い物に苦手意識のある人でもチャレンジしやすいレシピです。
デニムは切りっぱなしで使えて、微妙に色の違うデニムの組み合わせがかっこよくて、ジャンクでかっこいい仕上がりになりますよ。
ヘルメットをリメイクする前に
ヘルメットは表面のプラスティック部分も含めて安全に設計されているため今回のリメイクはあくまでファッションアイテムとしてお楽しみください。
今回ご紹介するリメイクでは表面のプラスティック部分を剥がすため、安全性能は保証できません。
よく転ぶお子様や小さいお子様には市販の安全性能の高いヘルメットをおすすめします。
デニムリメイクヘルメットの材料
名称 | 入手先 | ( |
---|---|---|
デニム(ハギレ) | 古着 | ー |
ウルトラ多用途SUクリア120ml (発泡スチロール用接着剤) | ホームセンターなど | 918円 (2021年5月時点Amazonより) |
貼れる布 | ダイソー | 110円 |
防水スプレー | ホームセンターなど | 660円 (2021年5月時点Amazonより) |
デニム
デニムは色味が似たいろんな種類のものがある方が楽しいデザインになります。
ストレッチ素材のものが貼りやすいので、あればぜひご用意ください。
接着剤
発泡スチロールは接着剤との相性によってはくっつかないどころか溶けてしまうこともあります。
パッケージの「接着できるもの」の欄に布と発泡スチロールが載っているか必ず確認してください。
「ウルトラ多用途SUクリア」なら発泡スチロールにも布にも使えますし、液が透明なのではみ出てしまっても黄ばみません。
透明度が高くてフェイクスイーツの資材にも使われているよ。
かばんの修理やラインストーンが取れた時にも使えるです。
25mlの小さいサイズだとギリギリ足りないので、120mlの大きいサイズをご用意ください。
貼れる布・防水スプレー
貼れる布は2㎝幅でヘルメット1周分使います。
最後に防水スプレーで水から保護して、接着剤が剥がれないようにしています。
防水スプレーに関しては、こちらの記事で詳しく説明しています。
余ったら傘や靴などにぜひ活用してみてください。
デニムリメイクヘルメットやり方手順
難易度 | 初心者 |
材料費 | 1,700円程度 |
制作時間 | 1時間〜2時間 |
作る方法 | 接着剤 |
基本は接着剤を塗っては貼るの繰り返しです。
手が汚れますが、特に難しくはないです。
ぴったりタイプのゴム手袋があれば作業が楽ちんです。
ヘルメットのプラスティックを剥がします
今回使用したヘルメットはすでにプラスティックの部分が割れて部分的に剥がれていました。
手でめくって普通に剥がせました。
もしも割れていないものを使うときは、通気口の部分からニッパーなどでプラスティック部分を切りながら剥がすといいでしょう。
リメイク工程
説明することはあまりたくさんないのですが、一つずつ詳しく解説します。
使うデニムをちょうどいい大きさにカットします。
私は大きいものだと5㎝程度、小さいものは2㎝程度にランダムに切りました。
決まりはないので好きなサイズに切ってね。
通気口の周りなど、細長いものが貼りやすかったです。
最後に飾りにするために星形に切ったものも用意しました。
裏に接着剤をしっかり塗って貼ります。
接着剤は端っこまでしっかり塗ってね。
デニムを貼る位置は、以下のような順番で貼るとスムーズです。
- 通気口の周りなど細かい部分
- かぶり口の縁の部分
- 残った部分を埋める
- 飾りを貼るなら最後に貼る
縁の部分は裏面の淵から1〜3㎝のところまで折り返して貼ってください。
縁の部分や湾曲してるとこは貼るのが難しいです
ストレッチが効いているデニムを引っ張りながら貼るとうまくいくよ!
発泡スチロールとデニムの逆目を隠すように、2㎝幅に切った貼れる布を貼ります。
剥離紙を少しずつ剥がしながらゆっくり貼り進めます。
防水スプレーを記事がしっとりするまでかけて、1時間程度乾かします。
防水スプレーは屋外で使ってね。
いらない段ボールの中でスプレーすると汚れないです。
防水スプレーは使ううちに効果が薄れるので、定期的にスプレーをし直してください。
デニムリメイクヘルメットをかぶってみました
布製なのでヘルメット感がかなり軽減されました。
表面を張り替えただけなので、かぶりごこちなどに違和感はない、とのことです。
素材が余ったらこんなリメイクもおすすめ
デニムを解体すると生地が余ってしまいますよね。
お気に入りだと端切れでももったいなくて捨てられないです…
捨てるなんてもったいない!
他のものも作ろうよ♪
例えばこちらのクラッチバックは、100均のファイルにデニムを貼って作る縫わないレシピです。
ヘルメットとおそろいでランドセル用のキーケースもおすすめです。
デニムと一緒に貼れる布が余っていたらコードホルダーが簡単に作れます。
こちらはフェイクレザーで作っていますが、デニムに置き換えても作れます。
子供と一緒に出掛けるなら、デニムタッセルのピアスを作っておそろいコーデにしてみるのも楽しいですよ。
古着の残りとはいえ、デニムは活用法が無限です。
ぜひ残った端切れも有効に使ってくださいね。
デニムリメイクヘルメットまとめ
このヘルメットは衝撃に対しては市販のものより劣りますので、あまり転ばなくなった年齢でファッションアイテムとしてお楽しみください。
作業は単純なので、こだわりの色味で配色を楽しみながら貼ってください。
私はダーク系の色でまとめて、星の部分は薄めのデニムを選んだよ。
デニムの裏側も使ったら種類が倍になるです。
縫い目を解いて広げれば、色落ちしている部分と元々の素材の色のままの部分があり面白いです。
あそびとして使ってみても楽しいですよ。
デニムならでは感を楽しみながら、世界に一つのヘルメットに仕上げてくださいね。