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保冷シートはミシンで縫えるの?コツ5つを抑えて小物を作ろう!

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お弁当入れやボトルカバーなど、冷え冷えで運ぶための入れ物に保冷シートを使いたい!

と思う人は増えているようで、最近では保冷シートを使ったレシピも増えていますよね。

でもあれって、どうやって縫うの?って疑問に思ったことありませんか?

目次

保冷シートとは?

保冷シートとは、冷たいものを冷たいまま長時間保存するためのシートです。

デパートで冷たい食べ物を買ったときにたまに見かける、銀色の袋の素材が保冷シートです。

素材としての保冷シートには手芸用と手芸用ではないものの2種類があります。

ハンドちゃん

違いについて解説しまーす。

手芸用の保冷シート

手芸用の保冷シートは、ミシンで縫いやすいように作られています。

摩擦の少ない生地でミシンの生地送りをスムーズにしたり、ミシンの針穴で劣化しないように不織布やキルト芯が重ねているものもあります。

その分コストも上がってしまいますが、丈夫なものをちゃんと縫いたいときには手芸用の保冷シートを選びましょう。

100均の保冷シートと手芸店の保冷シートの違い

保冷シートは100均でも売っていますが、縫うことを想定していません。

アルミと発泡ポリエチレンで作られていることが多いため、ミシンで穴があいたり、滑りが悪くて生地送りが上手くいかなかったりと、ミシンとの相性は悪めです。

ですが工夫次第で縫えなくはないので、今回は「縫い方が謎」なイメージの100均の保冷シートの縫い方を解説します。

ハンドちゃん

強度がいらないものやかんたんなデザインのものに使ってみてね。

100均の保冷シートをミシンで縫う5つのコツ

保冷シートの縫いにくさの理由とは…

  • 滑りにくいためミシンが進まない
  • 繊維ではないので穴がダメージになる
  • すぐ破れる

の3つです。

布は繊維でできているため、針を刺したときに繊維の間を押し広げて通るため、穴があくことはありません。

ですがアルミでできた100均の保冷シートは針で穴をあけてしまい、針の穴をきっかけに破れてしまいます。

メイドちゃん

じゃあ縫えないです…

ハンドちゃん

布よりも縫いにくいけど、縫えなくはないよ!
ここからは縫い方解説だよっ!

ということで100均保冷シートの縫い方のコツを5つ解説します。

仮止めで穴を開けない

保冷シートは待ち針で仮止めをすると、無駄な穴があいてしまいます。

そのため仮止めにはクリップかマスキングテープを使います。

クリップを使う場合

クリップは文房具のゼムクリップでも、洗濯ばさみでも構いませんが、おすすめは手芸用クリップです。

小ぶりでデザインに無駄がなく、クリップで挟んだままミシンをかけてもかさばりません。

マスキングテープを使う場合

マスキングテープを使う場合は、仮止めしたまま一緒に縫って、ミシンのあとに破りながらはがせばOK!

滑りがよくなるため一石二鳥でおすすめです。

普通のマスキングテープでもいいのですが、粘着力が弱くて幅の広い、仮止め用のこちらがおすすめです。

テフロン押さえを使う

保冷シートは金属製の押さえがねだと摩擦で布が送れないため縫えません。

そのため押さえがねをテフロン製のものに変えて縫います。

メイドちゃん

これでスムーズに生地が送れるよ!

メイドちゃん

この押さえがねがあれば合皮もサクサク縫えるですー!

マステで押さえがねを覆う方法

テフロン押さえを使わない方法として、金属の押さえがねをマスキングテープで覆う方法もあります。

押さえがねの底面(生地を抑える面)にマスキングテープを貼ることで、摩擦が抑えられて滑りがよくなり、布を送ることができます。

金属製の押さえがねが二つあれば、一つをマステ貼りの保冷シート用、もう一つを普通の生地用として使えば、その都度貼ったりはがしたりの手間が省けます。

ただし即席の方法なので縫いやすさとしてはテフロン押さえがおすすめです。

ミシン目の幅は粗く設定

仮止めと押さえがねの交換が済んだらいよいよミシン!

ですが、スタートする前にミシン目の幅を粗めに設定してください。

理由は、ミシンで縫ったときにできる穴の間隔をできるだけ広く取りたいからです。

穴同士が近いとそれだけ裂けるリスクが上がってしまいますから。

ご参考までに、私のミシンでは0.2ミリ間隔で目を設定できるので、4.0に設定しました。

ハンドちゃん

ちなみに、返し縫も禁止!
縫い始めと縫い終わりのミシン糸を結んで留めておいてね。

メイドちゃん

玉結び、玉止めの要領です。

布でくるんで縫う

縫うときは、できれば布でくるんで縫うようなデザインを考えると破けにくくなります。

例えば縫い代をバイヤステープでくるんだ状態で縫うと、保冷シートを布が保護してくれるため裂けにくくなります。

特に破れて欲しくない箇所は、できるだけ保冷シートがむき出しにならないように縫いましょう。

縫い代は割らない

「中表に合わせて縫い代を割る」

という工程はお裁縫ではよくある基本テクニックの一つ。

ですが保冷シートに関しては、中表に縫って縫い代を割ることで裂けやすくなってしまいます。

縫い代は割るのではなく、片側に倒してマスキングテープなどで裏側から留めるのが保冷シートの縫い方です。

まとめ~保冷シートは工夫次第で縫える!

保冷シートを使ってハンドメイドをしたいときは、できるだけ手芸用の保冷シートを使いましょう。

丈夫で縫いやすく、完成度の高いものができます。

どうしても100均の手芸用ではない保冷シートを使いたいときは

  • クリップかマステで仮止めする
  • テフロン押さえを使う
  • ミシン目を粗めに設定する
  • できれば布を包んで縫う
  • 縫い代を割らない

の5点がコツです。

失敗しないように一発勝負で仕上げてくださいね。

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