作り方の本についている型紙は見たことがありますか?
大きな紙に重なるようにして複数の型紙が書かれているので、使い方に困る人も多いですよね。
よくわからずにハサミを入れて失敗した経験がある人も多いのではないでしょうか。
この記事では、本についている見にくい型紙を上手に使うコツを3つ解説します。
ハサミを入れて失敗すると取り返しがつかないので、ぜひこの記事を読んで自分にぴったりの型紙の使い方を見つけてくださいね。
本についている型紙の使い方
3つの方法がありますが共通の手順としては、必要な型を色ペンでなぞったり目印をつけておくと途中で迷子になりません。
まずはたくさん重なっている型紙の線の中から、目当ての型にラインマーカーを引きましょう。
借りものの本など、目印をつけるのが難しい場合は省略しても大丈夫です。
じゃ、3つ紹介するのでお好みのを選んでね。
直接切り取って使う
まずは作りたいものが一つだけの場合、型紙を直接切り取る方法があります。
型紙だけを購入して使う場合はこの方法を使う人が多いのではないでしょうか。
一番簡単な方法ではありますが、本の型紙の場合は他の型紙が使えなくなるので注意が必要です。
ルレットで写す
続いてはルレットを使う方法です。
型紙の下に紙を敷き、間にチャコペーパーを挟んで線の上をルレットでなぞります。
これで紙に型紙が転写ができるので、あとは切り抜いて型紙として使います。
型紙の下に使いたい生地を敷いて、直接生地にチャコを写し取る方法もあります。
型紙がぼろぼろになっちゃうです…
大事な本や借りた本には使えないね。
鉛筆で写し取る
最後にご紹介するのが鉛筆で写し取る方法です。
やり方は、型紙の上に紙を重ねて透けた部分鉛筆で写して型紙を転写します。
大きい型紙ならハトロン紙、小さい型紙ならトレーシングペーパーが適していますが、厚めのコピー用紙をセロテープでつなげたものでもできなくはありません。
型紙は硬い紙で作った方が使いやすいよ。
小さい布小物に関しては、クリアファイルで型紙を作る、という方法もあります。
クリアファイルだと柄のどの部分を取るか決めやすく、さらに丈夫で何度も使えるので、私はマスクの型紙をクリアファイルで取っています。
型紙の目印がたくさんあって難しい
型紙は目印や書き込みがたくさんあって難しいですよね。
確実な方法としては、型紙に書き込んである目印をすべて写しておくのが確実です。
転写した型紙を切り抜いた後、落ち着いて必要な目印の意味を確認しながら進めればOK!
回数を重ねれば記号の意味も覚えられますよ。
【ポケット付け位置】など型紙の真ん中にある目印は、両面チャコとルレットを使うと簡単に写せます。
身頃のダーツに関しては、型紙をあらかじめ切り抜いておくと転写がしやすいです。
まとめ~本の型紙は使い方を覚えればとっても便利!
本の型紙は線がたくさん重なって見にくく、どうしていいのか困りますが、使い方さえわかればとても便利です。
欲しい型紙は直接切り取って使うこともできますが、手間でも別の紙に写し取って転写する方が後々ほかの型紙も使えるためおすすめ。
ルレットやチャコペーパー、ハトロン紙があれば便利ですが、大きい紙と鉛筆があれば写し取ることができます。
自分に合った方法で、うまく型紙を使いこなしてください。