ヘアゴムは毎日のように使うので、お気に入りのものを自作することが多いです。
これ自分で作ったの♪
というとありがたいことに「すごいねー!」とよく褒められますが、実は簡単に作れるレシピもたくさんあります。
今回はお裁縫が得意ではない人にも作れるように、縫わずに作れるリボンゴムのレシピを5つご紹介します。
端皮で作ればおしゃれなだけでなく、端がほつれないから簡単です。
では前置きはこの辺で、レッツつくるちゃん☆
端皮で縫わずに作るリボンゴム①丸いリボン
このリボンは1枚の皮の中心を絞って作るので、張りのあるちょっと固めの皮が向いています。
このくらいに切ります。
サイズはあくまで御参考程度に。
真ん中で山を2つ作って糸で結んで固定します。
ヘアゴムを重ねて中心パーツを巻きつけ、接着剤でくっつけて完成です。
端皮で縫わずに作るリボンゴム②立体リボン
続いては、いわゆる「リボンゴムと言えば!」という定番の形です。
柔らかい合皮レザーを使いました。
このくらいに切ります。
中心のパーツ(小さいほう)は端を折り返して端処理をするため、少し大きめに裁断しています。
大きい方のパーツをリボン型にします。
両端を真ん中に布用両面テープで接着します。
真ん中に山が3つできるようにタックを作り、ヘアゴムと重ねて糸で真ん中を結びます。
小さいほうのパーツを真ん中に巻きます。
短い辺を1辺残して、端を裏側に折り返して布用両面テープで貼り、端を処理します。
STEP1で作ったリボンの中心に巻いて、巻き終わりを接着剤でくっつけます。
クリップで挟んで固定し、乾くまで圧着します。
端皮で縫わずに作るリボンゴム③結びリボン
お次はぎゅっと結んだ形がかわいいリボン。
結んできれいな形に整えるため、こちらも柔らかい素材が向いています。
しなやかな合皮レザーを2枚用意しました。
幅に少し差をつけて裁断します。
こうすることで下になるレザーも存在感が出ます。
ヘアゴムに2枚重ねで結びつけます。
中央部分を裏側が見えないようにきれいたたんでゴムの結び目が隠れるように結びます。
結んだら形を整えながら引き絞ります。
結び目を引き絞り形を整えたら、お好みで左右が同じ長さになるようにカットします。
メジャーを使って長さを確認しながらカットしてね。
左右同じ長さじゃなくても、それはそれでかわいいです。
端皮で縫わずに作るリボンゴム④紐リボン
スウェードの皮ひもが余っていたので結んでリボンにしてみました。
結ぶだけなのでかなり簡単です。
リボン結びを作ります。
普通にちょうちょ結びにしてもいいのですが、ほどけにくく、きれいな形を作るために以下のように結びました。
- Z型に紐を置き、一回り大きくもう1周させる
- ヘアゴムを重ねて真ん中に2周巻く
- 巻いた輪の中に通してていねいに引き絞る
引き絞る時には、輪を1本ずつ丁寧に締めます。
ピンセットなどを使うとやりやすいです。
結び終えたら、タレの部分を同じ長さになるようにカットします。
端皮で縫わずに作るリボンゴム⑤みつあみリボン
最後は革をみつあみにしたリボンゴムです。
これ、実はねじるだけで編めるんです。
素材は硬めで張りのある本革を使いました。
裏側がぼろぼろとほつれてこないような素材が向いています。
裁断は、3㎝幅で15~20㎝程に切って、両端4㎝を残して1㎝幅で切れ込みを2本入れます。
長さが短いほど編むのが難しくなります。
切れ味のいいカッターナイフを寝かせて使うと切込みを入れやすいよ。
カッターの刃を折っておくとよく切れるです。
スリットを上から下、下から上にねじることでみつあみを作れます。
魔法のような方法でみつあみができるよ♪
スリット部分を①②とします。
- スリット①に上から下へ向かって端を通します
- スリット②に下から上へ向かって端を通します
- スリット①に下から上へ向かって端を通します
- スリット②に上から下へ向かって端を通します
これで伸ばすとみつあみになっているはずです。
最初は難しいけど慣れると簡単だよっ♪
難しいと思ったらフェルトで練習ですっ!
編み終えたらねじれを元に戻します。
両端で違う方向にねじれているはずなので、手で簡単に整えられます。
輪にしたゴムを革の端っこで挟んで、接着剤で留めます。
クリップで固定してしっかり圧着します。
このリボンゴム、ぱっと見あまりかわいく見えないと感じる人も多いのでは?
でも付けてみると、この通り!
束ねた部分に革の3つあみがくるっとしていてキュート!
髪色に合わせた革を選んで、オリジナルを作ってみてくださいね。
ミシンが使える人には簡単に作れるシュシュもおすすめ!
縫わずに作るリボンの材料
今回のリボンゴムは、おうちに余っているものでサクッと作ることをテーマに記事をまとめているのですが、端皮なんて家にないよ…という人もいますよね。
新たに購入したい人に向けて、材料の説明もどうぞ。
主役になる端皮について
皮は大きく分けると、人工的に作られた合皮レザーと、生き物からとった本革の2種類があります。
今回は合皮レザーも本革もあまり深く考えず、革の柔らかさを基準に選びました。
本革は高級感が出て丈夫で長持ちします。
ちょうどいい福袋を見つけたよ♪
合皮は扱いやすくて安価なので、初心者さんには合皮がおすすめです。
合皮の福袋も見つけたよ♪
あまっているもので簡単に作れますので、気負わず試しに作ってみてください。
接着剤について
接着材は革に対応しているものを選んでください。
一番簡単なのはグルーガンですがはみ出やすいため、今回はきれいに仕上げたくてカネチックを使っています。
乾かすのに時間がかかるため、強度がいらない箇所には布用の両面テープを使っています。
これ、裾上げできたり巾着作れたりするんだよっ♪
す、すごい時短です…
今回のリボンゴムで使いきれなかった分は、ぜひ縫う代わりに活用させて下さいね。
革を切る道具について
革はカッターナイフで切れますが、革の質感によってはカッターナイフについてきて切りにくいこともあります。
できるだけ切れ味のいい刃を使うのがきれいに切るコツなので、刃は折るか、古い刃なら丸ごと新しく交換してから作業をスタートしましょう。
カッターナイフで切るのが不安な人はハサミでも切れなくはないですが、やはり質感によっては刃が滑って革が逃げて強いまいきりにくいので、専用のハサミがあると切りやすいです。
まとめ~端皮で簡単にリボンゴムを作ろう!
皮のいいところは、端の処理をしなくてもほつれないこと。
だからあまり考えず、サッと切って接着剤でくっつけるだけでもいろんなものが作れます。
合皮も本革もいろんな質感があるので、いろんな素材を使って作ってみると楽しいですよ。
簡単なので余っている端皮があれば、ぜひおひとつ作ってみてくださいね。
コメント一覧 (1件)
[…] ミシンで縫うのが難しい…と思った方は、こちらの記事をご参考に縫わないヘアゴムを作ってみてはいかがでしょう。 […]