タッセルが流行り始めて数年、もう定番パーツの一つとして定着しています。
市販で売っているタッセルパーツもかわいいのですが、せっかくだからオリジナルなものを作りたくないですか?
刺繍糸で簡単に作る方法がたくさん知られていますが、仕上がり重視のちょっと手が込んだものを作ります。
- 上の頭の部分にビーズを芯として入れることで形をきれいに
- 頭の真上に金具をつけるからぶら下げるとまっすぐ落ちる
ピアスにぴったりのタッセルパーツ、作ってみませんか?
刺繍糸タッセルの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
刺繍糸 | 手芸店 | 100円程度 |
Tピン | 手芸店 | 100円程度 |
ビーズ | 手芸店 | 100円程度 |
タッセル自体は刺繍糸だけで作れますが、今回はてっぺんに丸かんのついたパーツにするためにTピンとビーズを使います。
ビーズはTピンに通るもので抜けないくらいの穴の大きさを用意してね。
芯にするからまんまるがいいです。
刺繍糸について
一番一般的な刺繍糸は6本どりの8mがかせになったものです。
このタイプは100均にも売ってるよ。
今回は刺繍に使うわけではないのでどんな刺繍糸でも作れます。
お好みのものをご用意ください。
刺繍糸タッセル~作り方手順
難易度 | 初心者 |
材料費 | 300円程度 |
制作時間 | 30分程度 |
作る方法 | 手作業 |
細かい作業ではありますが、とくに難しくはありません。
ちまちまが苦でないならぜひチャレンジしてみてくださいね。
じゃあ早速作ってみよう!
欲しい長さ+1.5㎝の長さの厚紙に刺繍糸を巻きます。
好きなボリュームまで巻くです。
ピアスにするために同じものを1対作りたいから回数を数えてね。
今回は6本取りの刺繍糸を20回巻いています。
好みのボリュームになったら端っこに縫い糸を通し、型結びして束ねます。
厚紙から外して型結びした部分が真ん中になるように刺繍糸を切ります。
後で切りそろえるから、ひとまず結び目が真ん中に来ればOK!
Tピンにビーズを通し、結び目の部分に合わせます。
結び目の部分でビーズを覆います。
たるまないように刺繍糸の上からビーズをつまみます。
縫い糸でビーズがずれてこないように型結びします。
Tピンの棒の部分を表に出すように、ビーズ部分に刺繍糸をかぶせます。
ひっくり返す感じです。
たるまないように刺繍糸の上からビーズをつまんで、くびれた部分に糸を巻きます。
手縫い糸は刺繍糸との組み合わせを考えてチョイスしてくださいね。
2本取りで玉結びをして見えないところに刺し、くびれた部分に糸を好きな回数巻きます。
巻く回数も左右対称ね。
巻き終えたら玉止めをして、巻いた糸束の中を通って離れてたところに出しで糸を切ります。
巻き終えたのがこちらです。
タッセルの毛先を切りそろえます。
マスキングテープで毛先を巻き、切れ味のいい糸切ばさみで切り揃えます。
続いてTピンを丸めます。
Tピンの棒の部分を根元から直角に曲げて、1.5㎝~2㎝残してニッパーでカットします。
丸やっとこに巻きつけながら棒の部分を丸めます。
完成したら左右対称になっているかチェックしてくださいね。
刺繍糸タッセルをピアスにしてみました
スウェードで作ったお花のパーツと合わせてみました。
刺繍糸で作るタッセルは、ボリュームがあるのに軽くて耳に負担が少ないのが気に入っています。
メインの飾り部分を引き立ててくれて、なおかつボリュームも出してくれるので脇役としていい仕事をしてくれます。
タッセルが主役になるピアスにしてもかわいいです♡
手が慣れたらたくさん作ってストックしてもいいよね。
刺繍糸タッセルまとめ
刺繍糸タッセルは厚紙に巻いた状態で束ねれば簡単に作れます。
今回はパーツとしてきれいなものを作りたかったので、Tピンに通したビーズを刺繍糸で2回くるんで玉の部分を作っています。
タッセルの中心に金具がついているため、ぶら下げたときにも垂直に糸束が落ちてきれいに見えます。
一般的なつくり方よりも少し手間ですが、慣れればササっと作れますのでぜひチャレンジしてみてくださいね。