クッションは四角いもの!
あっても丸!
って思っていませんか?
最近おしゃれな写真などで見かける星形のクッション、作ってみたくないですか?
大きな星形の型紙が大変そう。
チャックをつけるのが大変そう。
そんな2大悩みをサクッと解決しつつ、作ってみました!
今回作る星形ビーズクッションの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
厚手ニット地(古着でもOK) | ー | ー |
薄手ニット地(古着でもOK) | ー | ー |
新聞紙 | ー | ー |
接着芯テープ | 手芸店 | 400円程度 |
20㎝チャック | 手芸店 | 100円 |
中綿 | 手芸店 | ー |
洗濯OKにするために、本体を作ってカバーを着せるよ!
使用する生地について
今回は肌触りを重視したかったので、生地感が気に入っている古着を使いました。
私と同じように古着を使う場合は、ダメージがないかを確認してから使います。
毛玉があればしっかり取って、臭いやシミや傷がないかも確認してね。
大きな生地が取れるシンプルなカットソーがおすすめです!
表地は少し厚みのあるものを、裏地は薄手のTシャツがおすすめです。
肌触りのよさを考えて気慣れている古着で作りましたが、もちろん普通に買ってきた生地でも作れます。
新聞紙について
新聞紙は型紙を作るのに使います。
新聞紙が家にない人は大きな紙をご用意ください。
例えば
- 大きな紙袋を開いて使う
- コピー用紙をセロテープでつなげて使う
- Amazonのクッション材になっている紙を使う
といったもので代用可能です。
接着テープについて
ニット地は伸びて縫いにくいので、伸び留めテープを用意します。
接着芯を細長く切って代用可能です。
中綿について
中身にどんなものを詰めるかで触り心地が違うので、ぜひお好みのものを選んでくださいね。
名称 ※クリックでアマゾン商品ページへ | 特徴 | 参考価格 45cmクッション1個分 |
---|---|---|
ポリエステル | ・安価 ・ふわふわしている ・入手が簡単 ・軽い ・ボリュームが出る | ¥861- |
ビーズ | ・臭いが付きにくい ・フィット感がある ・へたりにくい | ¥2,100- |
ウレタンチップ | ・もちもちしている ・低反発 ・へたりにくい ・重い | ¥1,980- |
私は今回、お昼寝用の枕に使いたかったのでビーズを選びました。
【Yogibo】や無印の【人をダメにするソファ】がビーズクッションだよ。
用途を考えて選ぶのがおすすめですよ。
例えば私なら
- ソファーに置くならポリエステル
- お尻に敷くならウレタンチップ
といった選び方をします。
星形ビーズクッションの作り方
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 800円〜 |
制作時間 | 1時間〜2時間 |
作る方法 | ミシン |
洗濯ができるようにクッションとカバーの2重構造にしたため、チャックをつける工程があります。
初めての人でも付けられるように簡単な手順を考えたので、ぜひチャレンジしてみてくださいね。
下準備〜製図して裁断する
星の形を製図するのは難しそう、と思った方、測ったり線をたくさん引いたり算数っぽい作業はありません。
切り紙でできますのでご心配なく!
新聞紙を使って大きな折り紙を作り、切り紙で星の形を作ります。
- 新聞紙を正方形にカット
- 長方形になる用に半分に折って、右半分の正方形に折り目をつけて中心に印をつける
- 話を下にした状態で、左下角を工程2の中心の印に合わせて折る
- 工程3で折った部分を角を中心にして半分に折る
- 裏返して工程4でできた三角に重ねるように折る
- 工程5と同じく裏返して三角に重ねるように折る
- 三角が5枚重なった状態で斜めに切る
切るときにほんの少しカーブさせると柔らかい形になります。
角部分を丸くしておくとより柔らかい印象になります。
端から5㎝までを別の紙に写し、チャック部分を製図します。
表布は星形1枚と、チャックの上下の部分を1枚ずつ、合計3枚裁断します。
裏布は星形を2枚裁断します。
表布のチャックをつける部分の裏に接着テープを貼ります。
作り方工程〜ミシンで縫う
チャックがつく部分(接着テープを貼った部分)を中表に合わせ、真ん中20㎝を縫わずに両端だけを縫います。
縫い代を割ってアイロンをかけます。
星形になった状態でチャックを裏から当てて、仮止めします。
まち針で留めてからさらにしつけ縫いをして留めると難しいチャックも攻略しやすいですよ。
上下ともにぐるっと1周しつけ縫いをしたら、しつけ糸を踏まないようにミシンでステッチをかけます。
チャックの金具の部分をミシンで踏まないようにね。
踏んじゃうと針が折れて危ないです。
済んだらしつけ糸は外します。
表と裏それぞれを中表に合わせて縫います。
表側はチャックを開けた状態でぐるっと一周して縫い代にジグザグミシンをかけます。
裏側は返し口5㎝を縫い残してステッチをかけ表に返します。
内側の返し口に中身を詰めます。
【ポリエステル綿を詰める場合】
綿は大きなシート状になったものが畳まれて袋に入っています。
一度袋から取り出してたたんであるものを広げるようにして端からちぎって使います。
星の角部分から詰めて、最後に真ん中に詰めていきます。
【ビーズを詰める場合】
それでもこぼれるので、ゴム袋や段ボールなどの中で作業するのがおすすめです。
【ウレタンチップを詰める場合】
ポリエステル綿同様、角から詰めていき、最後に中心に詰めます。
お好みの量まで詰めたら中身が出ないように仮止めし、返し口をミシンでステッチします。
ヌードクッションをカバーに詰めて、完成です。
星形ビーズクッションの使い方
今回はビーズクッションを詰めたので、乱暴に扱うと中身が飛び出す恐れがあります。
大人がお尻に敷いたり、子供が投げて遊んだりはお勧めできません。
お昼寝用の枕や、椅子に座った時に背中に挟むのにおすすめです。
形が可愛いので並べておくだけでも楽しめますよ。
ヌードクッションが破ける恐れがありますので、定期的にお洗濯がてらクッションカバーを外して破れていないかを確認してくださいね。
またヌードクッションは選択できませんので、ファブリーズなどをスプレーして天日干しでメンテナンスしてください。
【星形ビーズクッションの作り方】まとめ
工程で難しいのはチャックをつけるところ、面倒なのは案外中身を詰める作業です。
どうしても難しそうと感じる人は、中身を綿にしてカバーなしで作ればずいぶん難易度が下がります。
一度作り方を覚えた、ハート型やイニシャル型、リボン型や細長い抱き枕も作れます。
オリジナルをぜひ作ってみてくださいね。