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型紙付き!フラグメントケースの作り方~ミニ財布で身軽生活しよう!

フラグメントケースの作り方

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フラグメントケース、というアイテムが最近はやっていると聞き、早速作ってみました!

フラグメントケースとは、ポケットサイズの小さなポーチのようなもので財布の代わりに使用するものです。

ちょっとコンビニまで、子供を近所に迎えに行くのに、など財布が邪魔になる時にすごく便利なんですよね。

チャック式でもそこまで難しくなく、工程のほどんどが「中表に縫う」なので、ミシンをなんとなく使える人ならじゅうぶん作れるレベルです。

ブランド品を本格的に持つほどではない人や、自分オリジナルを作ってみたい人はぜひ一緒に作ってみませんか?

目次

フラグメントケースとは?

フラグメントケースとは、スマホ決済で現金を持ち歩きたくない人のための、カードと小銭を少しだけ持ち歩くためのケースです。

薄くて小さいので、かばんを持ちたくない人や財布で荷物をかさばらせたくない人に支持されて、最近ではたくさん出回っています。

メイドちゃん

お子ちゃまのお遣いにもぴったりです♪

ハンドちゃん

必要最低限のものだけ首からぶら下げられるね。

クレジットカードを入れたいなら…

クレジットカードを手作りの財布に入れるのはスキミングが心配、という人は、スキミング防止ケースがおすすめ。

磁気をシャットアウトできるので、磁気ストライプが読み取れなくなる心配もありません。

ハンドちゃん

薄くてかわいいの、見っけたよ♪

メイドちゃん

これフラグメントケース使わなくてもほしいです…

カードサイズ9枚, 通帳サイズ6枚, 丸型ラベル1枚

¥1,470-(2022年9月時点のAmazon税込価格)

フラグメントケースの材料

名称入手先参考価格
表地手芸店
裏地手芸店
ポケット用生地手芸店
接着芯100均110円
ファスナー手芸店・100均100円前後
フランスリボン手芸店100円前後
Dかん手芸店・100均100円前後
プラスナップ手芸店1000円~3000円
ふちどり用グログランテープダイソー110円
メイドちゃん

材料モリモリです…

ハンドちゃん

全部ちょっとずつでいいんだよね~。

材料の品数は多いのですが、一つ一つが少しずつあれば事足ります。

実は私、今回のフラグメントケースに関しては何も買い足さずに作れました。

お裁縫好きな人は一度自分の持っている素材で足りないか探してみてくださいね。

生地について

生地は3種類必要です。

【表地】
・デザイン性の高い物
・厚みは普通くらい
・汚れや摩耗に強そうなものが◎

【裏地】
・表地と同じでもOK!
・滑りがよさそうな滑らかな生地
・ぶ厚くない物
・汚れが目立たない濃い色がおすすめ

【ポケットの生地】
・薄くて丈夫な生地
・汚れが目立たない濃い色がおすすめ

ハンドちゃん

少しずつで足りるから、お気に入りのハギレから探してみてもいいかも。

接着芯について

接着芯は不織布タイプのものと織布のタイプがあります。

服に使うなら着心地を重視して織布タイプを使いますが、今回は張りと硬さが欲しいので安価な不織布タイプでOKです。

100均でも入手できますが、見つからない時はこちらからどうぞ。

ハンドちゃん

基本的に普通タイプでOKだけど、よりかっちり仕上げたい人はしっかりタイプを選んでね。

ファスナーについて

ファスナーは片側だけを使い、最後に半分にたたんでスライダーを入れます。

ファスナーの両端に留めが付いていなくて、ハサミで簡単に切れる樹脂タイプを選んでください。

こちらも100均で売っていますが、見つからない時はこちらがおすすめです。


3号樹脂ファスナースライダーも一緒に必要になります。

ハンドちゃん

ポーチとかたくさん作る人ならこっちの方がコスパがいいんだよ。

ボタンについて

内側に小銭入れを作る場合はボタンが必要になります。

今回はクレジットカードの磁気ストライプに影響しないよう、プラ製で強度があるプレス式のプラスナップを使いました。

ハンドちゃん

これから購入するなら卓上タイプがおすすめ。

※別売りで専用のスナップボタンが必要です。

ワンタッチタイプのプレス機がいらないプラスナップは強度が劣るためおすすめできません。

プレス機を買うほど縫い物をしない人は、縫い付けタイプのスナップボタンでもOKです。

お好みでご用意ください。

Dかんとリボンについて

Dかんをつけるためにリボンを縫い付けます。

そのためDかんの幅よりも若干細い幅のリボンを選んでください。

メイドちゃん

リボンはアクセントになるからかわいいの選んでほしいです。

ハンドちゃん

縫いやすくて摩擦に強そうなのがおすすめ。

こちらも100均や手芸店で購入可能ですが、見つからなかった人はこちらからどうぞ。

フラグメントケース作り方手順

難易度中級者
材料費
制作時間1時間前後
作る方法ミシン
メイドちゃん

ちょっと工数が多いかもです

ハンドちゃん

難しいのはファスナー縫うとこくらいかも。

下準備~裁断して接着芯を貼ります

STEP
型紙を用意します

型紙は以下のファイルをお使いください。

ハンドちゃん

蓋なしのポケットだけ長方形だから型紙を省略しています。
お家にある紙でH12㎝×W23㎝の型紙を作ってね。

ハンドちゃん

型紙の使い方が苦手な人はこの記事を見てね。

STEP
生地を裁断します

型紙の通りに裁断します。(縫い代を含んだ型紙です)

生地には接着芯を貼るので、接着芯も同じ型紙で裁断してください。

STEP
接着芯を貼る

裁断した生地に接着芯を貼ります。

コツはアイロンを滑らせずスタンプするように押し当てて貼ること。

そして今回はDかんやスナップボタンを使うので、力のかかる部分に接着芯を2枚重ねにしています。

強度アップしたい人は写真のように、力がかかる部分に接着芯の余った部分を貼っておきましょう。

この上から型紙と同じサイズに切った接着芯を貼ります。

接着芯の貼り方

メッシュの当て布があればアイロンに接着芯がくっつきません。

当て布はワイシャツなど普段のアイロンがけにも使えて便利なので、持っておいて損はないですよ。

メイドちゃん

これ使うとアイロンがけでテカテカしなくておすすめです♪

作り方工程~縫います

縫い代はすべて1㎝です。

ずれるのが心配な人は、裏面の端から1㎝のところに縫い線を書いておくときれいに縫いやすいです。

縫い始めと縫い終わりは返し縫をしてください。

STEP
ポケットを作る

ポケット部分から縫います。

フラップ付きのポケットは、型紙の「輪にする」の線で中表に半分にして、返し口を残して縫います。

蓋なしポケットは横長に置いて、幅が半分になるように短い辺を中表に合わせて縫います。

ポケットを中表に縫う

中表に縫えたら、フラップ付きポケットはカーブ部分に切込みを入れて返し口から返します。

蓋なしポケットは縫い代を割り、高さが半分になるよう真ん中で折り返して半分だけ表に返します。

メイドちゃん

こう↓なるはずです。

中表に縫ったポケットを表に返す

表に返したら、アイロンで形を整えます。

続いてポケットを以下のようにまとめます。

  1. フラップが蓋なしポケットの内面に来るようにスナップボタンをつけます。
  2. 蓋なしポケットにフラップポケットを仮止めし、フラップポケットの両サイドをステッチします。
    (スナップボタンを留めて仮止めするとずれにくいです。)
メイドちゃん

底部分は最後に縫うから縫わなくてOKです!

STEP
本体に金具をつける ※いらない人は飛ばしてOK!

本体にDかんをつけます。

表地の背になる部分にDかんを通したリボンをステッチします。

裏地はDかんを通して半分に折ったリボンを輪に縫ってから取り付けます。

STEP
本体にファスナーをつける

いよいよファスナー付けです。

ちょっと難しいので2回に分けて縫います。

本体にファスナーをつける
  1. 表地とファスナーを中表に合わせて縫います。
    (カーブを縫うのが苦手な人は中心から端に向かって2度に分けて縫うと楽です。)
  2. ファスナーの角部分に浅く切込みを入れて馴染ませます。
  3. 裏地を中表に合わせて工程1で縫った縫い線をなぞるように縫い合わせます。
メイドちゃん

縫い終えたら表に返してチェックです。

ハンドちゃん

余計なとこを巻き込んで縫ってないか確認してね。
失敗してたら部分的にほどいて縫い直せばOK!

※ファスナーは端から2㎝くらい長めに残しておくと、この後スライダーがはめやすいです。

STEP
本体を仕上げる

ファスナーがきれいに付けられたら本体を仕上げます。

カーブの部分に3㎜間隔で切込みを入れて表に返し、形を整えます。

ハンドちゃん

切込みは無理に深く入れなくてOK!

メイドちゃん

ステッチギリギリまで切込み入れるとほつれちゃうのです。

表に返したら半分に折ってファスナーの端同士を合わせ、スライダーを入れてケースの形にします。

本体を仕上げる

ファスナーを斜めにカットするとスライダーがはめやすいです。

STEP
本体とポケットをくっつける

最後はパーツをひとまとめにがっちゃんこする工程です。

本体とポケットをくっつける

本体は裏返し、ポケットは表のままで底を重ねて仮止めします。

縫い合わせて端を5㎜に切りそろえます。

続いて底の端処理をします。

縫い代をグログランリボンで処理する

ふちどり用グログランテープを半分の幅に折り、端から3目縫ってからミシンをそのままの状態で、底部分をグログランテープの間に挟んでステッチを続けます。

端まで縫えたら端から5㎜のところでカットします。

グログランリボンの端っこをライターであぶってほつれ止め処理をします。

ハンドちゃん

ライターであぶったら缶の上でライターのお尻を使って抑えるよ。

メイドちゃん

やけどに注意です!
あと、本体燃やさないように注意です!

完成したフラグメントケース使ってみました!

フラグメントケースとスマホを比較

完成品はiPhone8より少しちいさめです。

フラグメントケース内側

中身はこんな感じ。

小銭少しとカード、4つ折りのお札が入ります。

マチをとってないのでたくさんは入りませんが、その分薄くて持ち運びはしやすいです。

内側にDかんが付いているので、鍵を取り付けることもできます。

私はスマホ決済より現金払いが多いのですが、それでも近所ならこれ一個でフラっと出かけられそうですね。

【フラグメントケースの作り方】まとめ

既成のフラグメントケースはいろんな形がありますが、このレシピでは無理にマチをつけずL時に開くことで取り出しやすい構造にしています。

収納力がそこまで高くない代わりに、ポケットに入れてもかさばらず持ち歩きやすいのがメリットです。

慣れている人はポケットの数やDかんの位置など、自分好みにカスタマイズして作ってみてください。

ファスナー付けも極力簡単な工程にしていますので、苦手意識がある人もぜひトライしてみてくださいね。

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