小学生は夏になると水筒がヘビロテ。
毎日使って汗もたくさん吸うし、ずるずる引きずったり使い方も荒いからすぐに破れちゃう。
とっておきのかわいいキルティング生地で丁寧に作るのも楽しいのですが、我が家の場合ガサツ男子×2名、数が必要なのでサイズアウトしたズボンで簡単に作ることにしました。
サイズアウトのズボンを捨てる予定なら、一手間加えて水筒カバーにしてしまいませんか?
水筒カバーの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
古着ズボン (ジャケットでもOK) | 家にあったもの | ー |
バック用平紐 | 100均 | 110円 |
調整金具 | 100均 | 110円 |
ズボンの裾に水筒を入れてみて通るものをご用意ください。
ぴったりだとすごく簡単に作れますが、ブカブカでも作れる作り方を今回はご紹介します。
クッション的なことを考えると、冬用の厚みのあるズボンがベター。
ごつすぎて縫いにくい生地は作るのが大変です…
ズボンでなくてもジャケットやジャンバーなどの袖部分でも作れます。
水筒カバーの作り方
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 220円〜 |
制作時間 | 30分〜1時間 |
作る方法 | ミシン |
まるいものを入れるけど直線縫いだけで作れます。
紐をつけるのがちょっと大変かもしれませんが、ミシンに慣れ始めた人なら作れそうです。
下準備〜裁断します
まずは裁断から。
ズボンの片足を使います。
作る前に裾や膝などが痛んだり破れたりしていないかを確認してください。
余った片方でサコッシュが作れるよ!
水筒の長さと底の直径を測り、必要な生地の長さを計算します。
水筒カバーの長さ+底の半径+縫い代4㎝
長さは水筒の端から端じゃなくて水筒カバーを着せる長さを測ってね。
蓋のとこはいらないから本体だけ測るです。
裾の縫ってある部分をカットして、手順1で測って計算した長さを切ります。
筒状になったズボンを切り開いて平面にします。
斜めに縫われている方を切りますが、両側とも極端に斜めなら両方切り開いて2枚にしてください。
肩から吊るす紐をカットします。
長さを調整できる金具を使うときは紐が2本必要になります。
【調整金具を使うときの紐の長さ】
・肩にかけるための紐…ほしい長さ+20㎝
・調整金具を受けるための紐…10㎝
紐の端はライターで軽く炙って溶かし、ほつれ止めをしておきます。
ポリエステルなどの化学繊維でできた紐は、あぶると溶けてほつれなくなります。
素材が分からない場合は切れ端を燃やしてみて、溶ければあぶってOK、燃えればあぶれない、と判断して下さい。
水筒をはかせてみたときにシンデレラフィットしたらラッキー!
すごく時短で作れます。
裁断する位置…水筒の長さ+底の半径+縫い代1㎝
※裾の縫い目はカットしない
裁断が済んだら縫い方手順「step2」からスタートしてください。
作り方工程〜縫います
縫い代は全て1㎝、縫い代はジグザグミシンで処理します。
水筒がちょうど入るサイズの筒になるように、中表に合わせて縫い合わせます。
筒になったら口側を1.5㎝の三つ折りにしてステッチをかけます。
続いて底を縫います。
底の長さ÷4+縫い代1㎝分
を計算して、角の部分を正方形にカットします。
計算が面倒なら適当でも何とかなるかも。
底を縫い代1㎝で縫い合わせます。
角に穴が開いてる状態になるです。
脇と底の縫い目を合わせます。
縫い代は右と左に倒して重ならないようにします。
合わせた底マチを縫い代1㎝で縫い合わせます。
これで本体は完成だよ!
次はひもをつけるです。
入れ口の両サイドに紐を取り付けます。
調整金具をつける場合は金具を取り付けてから本体部分に取り付けます。
□と×を重ねた形にステッチすると頑丈だよ。
水筒カバーに向いている古着とは?
今回は子供用のサイズアウトしたスボンを使いました
フリース素材なので、ミシンでぎりぎり縫えるくらいの厚みがあって、衝撃に強そうなので選びました。
薄すぎると破れたり衝撃に弱いのが困るよね。
分厚いのと硬いのは縫うのが大変です。
紐つける時に針が折れちゃいます。
履き潰した古着よりも、履き潰す前に小さくなってしまったものは状態がいいのでおすすめです。
【サイズアウト服リメイク水筒カバー】まとめ
ズボンの膝下は、同じ形の水筒カバーを作るのにちょうどいい素材です。
履かせた時にぴったりサイズなら、底を縫って紐をつけるだけで簡単に作れます。
ブカブカでもぴったりサイズに縫い直せば作れます。
材料費がほぼかからないので、ちょうどいい厚みのものがあれば是非トライしてみてください。
古着を素材にはしてるけど、ハギレでも同じ手順で作れるよ。
紐だけでも水筒カバーは作れます。
お好みでこちらの作り方もお試しください。
コメント一覧 (1件)
[…] 水筒カバーは古着リメイクで!サイズアウトのズボンで簡単に作れます […]