ミシンのメンテナンス方法を調べると、「ミシンにはオイルをささないと調子が悪くなる」という情報がちらほら。
お恥ずかしながら私、ミシンを買って10年くらいたつのですが、ミシンに注油したことがありません。
これはマズい?と思って良く調べてみるとどうやら注油が必要な機種とそうではない機種があるようですね。
この記事では家庭用ミシンのメンテナンス方法について、必要性と方法を解説します。
ミシンを長持ちさせたい人はぜひご参考にご覧ください。
ミシンは種類によってメンテナンス方法が違う
ミシンにはいろんな種類がありますが、ここでは3種類のミシンの特徴を解説します。
ミシンの種類 | 特徴 | メンテナンス |
---|---|---|
家庭用ミシン | ・簡単な造り ・スピードもパワーも控えめ ・1台でいろんな縫い方ができる | 注油不要なもの多数 |
職業用ミシン | ・スピードが速くてきれいに縫える ・厚みがあるものも縫える ・お店で裾上げの時に使われているミシン ・直線縫い専用、ボタンホール専用など用途が分かれる | 定期的に注油が必要 |
工業用ミシン | ・スピードが速くてきれいに縫える ・工場などで使われる台が付いたミシン ・直線縫い専用、ボタンホール専用など用途が分かれる | オイル交換が必要 |
まとめると、家庭用ミシンには注油がいらない機種がたくさんある、ということです。
ネットで見かける「ミシンには油をささないと壊れる」というのは職業用ミシンのことを言っているケースがほとんどです。
家庭用ミシンに注油は不要?

家庭用ミシンに注油が必要かどうかは、機種やメーカーによって異なるためまずは取扱説明書を確認してみましょう。
家庭用ミシンの中には、含油(がんゆ)といって、金属自体に油を含んでいて週1回程度ミシンを動かしさえすれば必要な油がじゅうぶん回る機種もあります。

実は私、10年使ってるミシンに油さしたことないのよね。
今回初めてさしてみることにした!
ミシンは動かさなさすぎるとかえって壊れる家電なので、注油も大切ですがほどほどに使うこともとても重要です。
持ちを良くしたいなら、月に1度はミシンの日を決めて縫い物を楽しむのがおすすめです。
ミシンの注油でやってはいけないこと3つ
ミシンの注油って実は難しくて、場合によっては注油が原因で故障してしまうこともあるほどなんです。



やっちゃいけないこと…
知らずにやっちゃうと大変です…



3つあるから先に確認しておこう。
NG①ミシンオイル以外の油を使う
ミシンに注油するにはミシン専用のオイルをさしましょう。
ミシンオイルを持っていないからとサラダ油で代用するのは絶対にNG!
さび止めスプレーとして知られるCRC-556もダメです。
ミシンオイルはさほど高額ではないので、注油が必要なミシンを使うならミシン用のオイルを常備しておきましょう。



ミシンオイルをはさみやバリカンに使うのはOKだよ!



うまく使えば家じゅう快適になりそうです♪
NG②ミシンオイルのさしすぎ
ミシンオイルはほんの1滴でじゅうぶん効果があります。
たくさんさしすぎてしまうと縫うときに糸がオイルを吸ってしまい、汚れた糸で縫いあがってしまうことになります。
さらに機械の中で油が古くなって固まってしまい、逆に動きが悪くなることも。



ほんの一滴だけさすの、難しそうです…



心配なら麺棒にミシンオイルをしみこませて拭く方法でもOKだよ。
クロバーのミシンオイルは、中栓を外さずに穴をあけて使うよう推奨されているほどです。


さらに家庭用ミシンなら頻繁に注油する必要がなく、頻繁過ぎるとやはりオイルで糸を汚してしまいかねません。
オイル切れを起こさない程度に少量の注油を心がけましょう。
NG③古くなったミシンオイルをさす
ミシンオイルは油と同じく劣化します。
劣化したミシンオイルは部品を傷めてしまう可能性があるため使用をやめておきましょう。
古くなったかどうかは、色を見れば見極められます。
ティッシュに少し出してみて、黄ばんでいたらもう劣化してしまっているので新しいものを用意しましょう。


家庭用ミシンのメンテナンス
ミシンって案外汚れるんですよね。
中をあけてみたらホコリがびっしり、なんてことも。
注油が必要・不要にかかわらず定期的にお掃除をしましょう。



ということで、ここからはお掃除した工程を紹介します。



この先ちょとキチャナイ画像が続くので閲覧注意です~!
※私のミシンで解説していますので、お手持ちのミシンと部品の場所など仕様が異なるかと思います。ご参考程度にご覧ください。
掃除をする前にコンセントを必ず抜いてください。
そうじに使うものはこちらです。


- 歯ブラシ
- ミシンに付属のブラシ
- めんぼう
- ミシンオイル
- ドライバー
- ハギレ(試し縫い用)
歯ブラシは赤ちゃん用のヘッドが小さいものが使いやすく、ミシンの収納に常備してしょっちゅう使っています。(真っ黒ですがお気になさらず…)
使い古しの歯ブラシでもOKですが、これから用意するならヘッドの小さい物がおすすめです。
ボビンの下にある釜部分から掃除しましょう。
※私は機械音痴なので、ちゃんと元に戻せるようにネジを外す前に毎回写真を撮っています。
自信のない人はスマホでパシャリから始めてくださいね。
針・押さえがね、下糸など外せるパーツを外して、ネジをあけ、針板を外します。







付属品としてついてる不思議な形の金属がドライバーとして使えるよ♪



これドライバーなんて知らなかったです…
さらにネジをあけ、針板を外します。


ネジは落とさないように外すたびに磁石にくっつけておくと便利です。



落としそう、落としちゃった!
って人はこれで拾えるよ。
開けてみるとこんなにホコリが…



お目汚し失礼するです…





そういえば半年くらい掃除さぼっちゃったかも…
さらに内釜を外して、歯ブラシや麺棒などを隙間に差し込み、ホコリを取れるだけ取ります。


注油OKな機種についてはミシンオイルをさします。
さすのは内釜を外した外釜の中心の溝部分で、ほんの一滴だけでOKです。



機種によって違うから、メーカーに問い合わせると安心だよ。


さしすぎてしまった場合は麺棒などで吸い取ってください。
針・糸がない状態で電源を入れて1分ほどミシンを動かして釜を回し、オイルをなじませます。
面板とは、ミシンの左角部分の、糸を通した部品が上下する天びんがあるあたりのことです。
カバーは、ネジで止まっているタイプとかぶせてあるタイプがあるようです。
説明書をよく読んで、開け方を確認してください。



うちのミシンは背面にあるネジで止まってるよ。


釜周辺と同じく、歯ブラシや麺棒を隙間に差し込んでホコリを取ります。


基板などのデリケートな部品周りは触ると良くないので、ホコリが気になる場合はエアダスターを使いましょう。


我が家のミシンの面板はかなり油が付いているのでおそらく含油であると判断して、私はミシンオイルをさしませんでした。
面板部分にも注油が必要な機種もあるため、困ったらメーカーに聞いてみるのが確実です。
注油が済んだら部品を元に戻して、針・押さえがね・糸をセットします。
白い糸といらない布で試し縫いをして、スムーズに動くか、糸や生地が汚れないかなど使い心地をチェックしてください。





試し縫いは普通厚の生地を2~4枚重ねて縫ってね。



糸がもったいない気がするけど、たくさん縫って念入りにチェックするです。
糸が黒くなってしまう場合は、汚れた油がつかなくなるまで試し縫いをしてください。
ミシンのメンテナンスの頻度はどのくらい?


ミシンのホコリについては、たくさん縫ったら取るのがベターです。
布送りの溝や釜の隙間など、ホコリがたまりすぎるとちゃんと機能しなくなる部分があるからです。



毎月決まった日に掃除すると忘れないです。



見えないからつい忘れて半年くらいたっちゃうんだけどね。
オイルについては頻度というよりは状態をみて判断がおすすめです。
- モーター音が高温になってきた、もしくはうるさくなってきた
- なんとなくパワーがない気がする
- 動きが鈍い気がする
- 布送りが甘い気がする
このように「ちょっと調子が悪いかも?」というタイミングで注油を検討するか、とりあえずホコリだけでも取っておきましょう。
ただし本当に調子が悪い時は販売店などに相談した方がいい場合もあります。
ミシンを買い替えるなら【日本ミシンサービス】がおすすめ
メンテナンスをしても調子が戻らなくて買い替えなきゃいけない…
となったときには日本ミシンサービスがでの購入がおすすめです。
おすすめしたい理由はたくさんありますが
- 調子が悪くなったら電話で相談できる
- 修理は宅急便で受け付けしてくれる
- 国家資格を持っている職人さんも多数いてミシンに詳しい
と、ミシンを使う物としてはかなり頼りになる存在です。
私もここで購入したのですが、何度かピンチを救ってもらいました。



入園準備中に困って電話ですぐ解決したことがあって、かなり助かった!
ミシンの下取りや無料引き取りもしているので、故障してしまったミシンの処分に困っている人はぜひホームページで詳細を見てみてください。
日本ミシンサービス 下取り・引き取りについて

まとめ~家庭用ミシンは使うことがメンテナンスになる
ミシンには大きく3種類ありますが、家庭用ミシンは比較的簡単な造りで、注油が必要ない機種も少なくありません。
メンテナンス方法は取扱説明書をよく読むか、注油する場合はメーカーに問い合わせるのが確実です。
注油よりも定期的にミシンを動かすことが重要なので、しまいっぱなしにしているなら月1度程度は縫い物をする日を作ると持ちがよくなります。
すでに調子が悪くなって買い替えを検討するなら、メンテナンスやアフターサービスに特化した、【日本ミシンサービス】がおすすめです。