夏になると、ペットボトルを持ち歩いたり、外出先で購入したりする機会が増えますよね。
かばんが小さくてペットボトルがかばんに入らない、という人も少なくはないはず…
今回は小さいかばんでも困らないように、ペットボトルをかわいく持ち歩けるボトルホルダーを作りました!
学校に水筒忘れてきがちな息子が愛用してます。
ボトルホルダーと言えば、底が丸くて縫うのが大変そう…
という印象をお持ちの人でもご心配なく!
今回は底が四角いボトルホルダーのレシピを考えました!
ぜひ一緒に作ってみましょう♪
ファスナー式ボトルカバーの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
表布 (コットンなど) | 手芸店 | ー |
裏布 (保冷シート) | 手芸店 または100均 | 110円~600円 |
フリーファスナー (70㎝くらい) | 手芸店 | 100円前後 |
Dかん (1.5㎝幅) | 手芸店 | 100円前後 |
綾テープ (1.5㎝幅×15cm) | 手芸店 | 100円前後 |
接着芯 | 手芸店 | 300円前後 |
材料が多くなっちゃった…
材料を詳しく見てみるです。
保冷シートについて
保冷シートとは、銀色のアルミのような質感のシートです。
縫いやすいのは手芸店で売っている手芸用の保冷シートです。
100均でも似たようなものが売っていますが、手芸用ではないため縫いにくく破れやすいです。
100均のでも作れなくないけど、手芸用の方が丈夫だよ。
100均の保冷シートの縫い方は別記事で解説してるです。
もちろん保冷シートでなくても作れますので、わざわざ買うのが嫌な人は好きな生地を使ってもOK
ファスナーについて
ファスナーはフリーファスナーを使います。
好きな長さに切って使えるのがフリーファスナーだよ。
2本をかみ合わせて使うのではなく、1本を縫い付けた後に半分に折ってかみ合わせて使います。
100均でも購入できますが、楽天で買うならこちらのお店がおすすめです。
スライダーが別売りだから好きな色にできるんだ♪
ファスナー式ボトルカバー作り方手順
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 1000円前後 |
制作時間 | 1時間くらい |
作る方法 | ミシン |
ファスナー&裏地付きだから難しそうです…
底を丸にしてないから思ったよりも難易度が低いよ。
下準備~型紙を取って裁断します
型紙ですが、説明するのが難しいのでPDFでダウンロードしてください。
型紙の使い方が苦手な人はこの記事を見てね。
型紙には縫い代が含まれませんので、型紙の1㎝外側を裁断して使います。
【型紙について】
型紙は一般的なペットボトルを元に作っています。
ペットボトルはメーカーや商品によって微妙にサイズが違うため、入らない場合もあります。
いろんなペットボトルに使いたい人は、少しだけ背を高くして作ってみてください。
表布・裏布を各1枚ずつ裁断します。
型紙を写して1㎝外側を裁断してください。
保冷シートは裏側に油性マジックで写すといいよ。
【綾テープ】
綾テープはDかんを取り付けるのに使います。
15㎝にカットします。
【ファスナー】
ファスナーは、PDF型紙を使う場合は70㎝用意してください。
サイズ調整した場合は、型紙のU字の部分を測って長さを確認してください。
ファスナーを開け切った片方だけを使うよ!
接着芯はハリを出すために使ったり、強度を上げるために使ったりします。
表布に使う生地が薄い場合は表布全体に接着芯を貼ってください。
しっかりした記事を使う場合は、3㎝×10㎝にカットした接着芯を紐付け位置に貼ります。
裏側にアイロンで押し当てるように貼ってね。
作り方工程~縫います
保冷シートを使う場合(特に100均の保冷シート)は縫うのが少し難しいです。
こちらの【保冷シートの縫い方】の記事をご参考にご覧ください。
まずは綾テープにDかんを通して、輪にして縫います。
輪にした縫い目の部分が隠れるように、紐付け位置に以下のように縫い付けます。
□と✕を重ねた形になるようにミシンで縫い付けます。
□に縫った後に続けて✕を縫います。
同じところを2回通っても大丈夫です。
写真の順番が前後していてすいません…
この時点でファスナーはまだついてません…
続いてはポケットを縫います。
保冷剤を入れるのに使うので、必要な人は以下の手順で付けてください。
中表に半分に折って縫い合わせ、縫い代を折った状態で両端を縫います。
返し口を5㎝開けて縫ってね。
表に返してポケット付け位置にコの字にステッチします。
本体の底を縫います。
表布、裏布それぞれ中表に合わせて縫ってください。
写真の右側の短い直線部分だよ!
縫い代の端から端まで縫ってね。
①保冷シートは待ち針ではなくクリップで仮止めします。
②ミシンの押さえがねはコンシール抑えを使います。
③ミシン目は粗めに設定し、ミシン針の穴の間隔をできるだけ広く取ります。
表布にUの字型にファスナーを中表に合わせて縫います。
中心同士を合わせてから端に向かって2回に分けて縫うとやりやすいです。
最後に底のマチを縫います。
中表に縫いたいので、裏返してスタートします。
表布と裏布をぴったり合わせて、底の縫い目とファスナーを合わせるようにして仮止めします。
反対側のマチも同じように合わせて仮止めしてね。
マチの部分はバイヤステープでくるんで縫います。
ダイソーのグログランテープを使うとらくちんです♪
半分に折ったバイヤステープを2~3目縫ってから、ミシンはそのままでマチ部分をバイヤスの間に挟んで縫います。
グログランテープは端っこを軽く炙るだけで処理ができるので簡単です。
バイヤスを使う場合は端を1㎝内側に折っった状態で縫い始め、最後は内側に1㎝折った状態で縫い終えます。
完成です~☆
ファスナー式ボトルカバーの使い方
このボトルカバーはDカンで好きなようにぶら下げて使うことができます。
例えばこんな風に使えます。
- かばんにしまう
- かばんやデニムのベルトホルダーにぶら下げる
- ネックストラップで首にかける
あえて紐をつけていないので、お好みの使い方で使ってくださいね。
【関連記事】ネックストラップの作り方
ただしハンドメイドなので重いものを長時間ぶら下げるのには向いていないかもしれません。
こまめにほつれていないか確認しながら使ってくださいね。
【ファスナー式ボトルカバー使い方】まとめ
このボトルホルダーは、底マチを丸にしていないため、難しい工程と言えばファスナー付けくらいです。
つまりファスナー付けさえマスターしてしまえば、思っているより簡単に作れるのではないでしょうか。
ファスナー付けの練習がてら、ぜひサイズ別にたくさん作ってみてくださいね。