水筒やペットボトルを持ち運ぶのに困っていませんか?
水筒ならカバーが付いていたりするものの、水筒より先にカバーが劣化して使い物にならなくなるって、あるあるですよね。
今回は布ではなく平紐を使った、インスタでよく見かけるおしゃれなボトルホルダーを作ります。
ぜひお気に入りのボトルにぴったりのサイズで作ってみてくださいね。
今回作る水筒カバーの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
万能ベルト | DAISO | 110円 |
キルティング生地15㎝×20㎝ | 家にあるもの | ー |
キルティングは肩に食い込まないためのパッドにするです。
平紐について
万能ベルトの長さは245㎝、水筒のサイズや持つ人の体格によっては2つ必要です。
身長110㎝の子供に作ったものは1本で足りたよ!
万能ベルトに付いている金具をそのまま使いますので、材料一つで長さ調整ができる水筒カバーが作れます。
万能ベルトは旅行グッズのコーナーで見つけました。(店舗によってどこで売ってるかは違うかも?)
もちろん普通の平紐でもOK!
ダイソーの万能ベルトが手に入らない時や、もっと他の色で作りたいときは、もちろん平紐でも作れます。
こんな条件で選んでみてください。
- ナイロン製◎・コットン〇・皮革△
- 厚みができるだけ薄いものが〇
- 幅は1.5㎝~2㎝くらいがおすすめ
平紐は3m~5m程度必要です。
身長により必要な量が違いますので、背の高い大人用を作るなら5m用意してください。
普通の平紐で作るときは金具のご用意も
ダイソーの万能ベルトは金具がついているため材料一つで作れますが、平紐を使う場合は金具も用意しておくと使いやすいボトルホルダーになります。
水筒カバーの作り方
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 110円〜 |
制作時間 | 1時間 |
作る方法 | ミシン |
今回はいつもに比べると難しいかもしれません。
- お手持ちの水筒に合わせてサイズを測る
- 紐を重ねて縫う
ほんの少し難易度が上がる工程を含みますが、初心者の方でもがんばれる作り方なので、ぜひ気負わずチャレンジしてください。
下準備~裁断します
水筒の一番太い部分が通る輪っかを作って、輪っかより5㎜大きくベルトを裁断します。
両端が平行になるように斜め45度の角度に裁断します。
(裁断したものを以下横ベルトと、残った長い方を縦ベルトと呼びます)
本数は水筒の長さによって調整してください。
写真で使用している水筒は500mlサイズで、横ベルトを4本用意しました。
横ベルトを裁断した残りを縦ベルトとして使います。
マスキングテープで水筒に縦ベルトを仮止めし、肩にかけるのに十分な長さがあるか確認してください。
短ければ万能ベルトをもう一本用意してね。
切った部分がほつれやすいため、ライターであぶって切り口を溶かしておきます。
溶かしすぎると長さが変わってしまうため軽めに炙ってください。
火を使うので注意です!!
万能ベルト以外を使うときは、切れ端を灰皿などの上であぶってみて溶けるか確認してね。
燃えちゃうものはこの方法使えないよ。
作り方工程~縫います
縫う際にはベルトの生地が厚くて待ち針が使いにくいため、手芸用のクリップがあれば便利です。
さらに印付けにはフリクション蛍光ペンが便利です。
水筒にマスキングテープで縦ベルトを固定して、横ベルトの位置を決めます。
①底ギリギリに1本
②上端に1本
③間は等間隔になるように2本
という順番に配置します。
横ベルトをつける部分にフリクション蛍光ペンで印をつけ、マスキングテープで縦糸と横糸を仮固定します。
縦ベルトを底を伝わせて反対側にもマスキングテープで仮固定します。
①縦ベルトをマステで仮固定
②横ベルトをくるっと巻いて、縦ベルトに横ベルトの位置を印付け
という手順で反対側にも印をつけます。
印付けが済んだら仮固定は外してOK!
縦ベルトの印のところに横ベルトの中心を合わせてクリップで仮止めし、ミシンで縫い合わせます。
横ベルトが下になるように縫い付けてください。
縫い方は□と×を合わせた形に縫うよ。
角まで行ったら針が生地に刺さった状態で抑えがねを上げて角度を変えるよ
一筆書きじゃ無理なので、どこか一か所二回通ることになるです
先ほど縫い付けた横ベルトを輪っかにして仮止めし、縦ベルトの印のところに縫い付けます。
横ベルトの斜めを突き合わせてわっかにするよ!
継ぎ目部分が縦ベルトの裏になるように縫い合わせてね。
底側から一つずつ「仮止め→ミシン」が縫いやすいです。
4本縫い付けたらドライヤーでフリクションペンを消して、完成です。
おまけ~ショルダークッション
「水筒の紐は肩に食い込んで痛そう」
と水筒にショルダークッションをつける親御さんは多いですよね。
この水筒カバーは紐が完全に外せるので、キルティングを筒状に縫うだけでショルダークッションが作れますよ。
もしもキルティング生地が余っていたら、簡単なのでついでに作っちゃいましょう。
キルティングを8㎝×20㎝に裁断し、端にジグザグミシンをかけます。
短い辺を中表に合わせて縫います。
縫い終えたらひっくり返します。
ちょっとごわつくけど頑張って!!
両端をそれぞれ1㎝内側に折りこみ、ぐるっとステッチします。
これで完成です。
簡単だから洗い替えにたくさん作るです♪
手作り水筒カバーの使い方
水筒カバーの使い方は説明不要ですね。
ショルダークッションは金具から完全にベルトを抜いた状態で通して、また金具にベルト通せば装着できます。
ショルダークッションの部分が一番汗をかきやすいので、こまめに取り外して洗濯してくださいね。
この水筒カバーは水筒用に作ったので、水筒カバーとボトルの間にタオルを巻いて調整すれば、水筒より細いボトルにも使えます。
保温機能のないボトルを使うときは、結露を吸う役割も果たしてくれるので便利ですよ。
小さくなったズボンで作ろ方法もあるよ!
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【水筒カバーの作り方】まとめ
一般的に水筒カバーの作り方といえば、底の丸い生地と側面のまっすぐな生地を縫い合わせる構造をイメージしますよね。
曲線と直線を縫い合わせるのは難しく、少しでも長さが違えば縫わないでいいところまで巻き込んで縫ってしまい、失敗しやすい工程です。
お裁縫歴が長い私でも「めんどくさ」と思ってしまうほどですが、この作り方ならそんなハードルの高い工程もありません。
横ベルトを輪にして縫う部分が少し大変ですが、ゆっくり落ち着いて縫えば大丈夫。
ぜひぴったりのカバーを作ってみてくださいね。