最近人気急上昇のデフトバン、もうゲットしましたか?
デフトバンはゴムもピンも使わず、おしゃれなギブソンタッグができるヘアアイテムです。
使い方が難しい?と思いきや、ギブソンタッグ初体験の私も1分程度でできました!
便利すぎて暑い季節も、防寒アイテムで首回りがごわごわする冬も、年中使いたくなること間違いなし!
…という超優秀アイテムですが、おうちで1時間くらいで作れます!
この記事では使い方と作り方を丁寧に解説しますので、ぜひ一緒に作ってみませんか?
デフトバンってなに?
デフトバンとは、韓国風のお団子ができると話題のヘアアイテムです。
Latticeやスリーコインズなどでも発売され始め、2022年にインスタやTikTokで流行るだろうと言われています。
かわいさもさることながら私がおすすめしたい理由は、ピンもゴムも使わず1分でギブソンタッグがキマるから!
実は剛毛でまとめ髪が苦手…
そんな私でも簡単すぎる!
お寝坊さんには紙アイテムです!
実際にデフトバンの使い方を写真で解説します。
デフトバンで簡単!ギブソンタッグのやり方
まずは髪をとかしてヘアオイルなどで整えておきましょう。
髪を手で束ねながら、デフトバンの中心の穴に毛束を通し、毛先から3分の1くらいのところまでずらします。
デフトバンをくるくる内巻きに巻きます。
もう巻けない限界のところまで巻き、両端を持ち上げながら交差させると…
はい、完成しました!
簡単なのにかわいいでしょ?
今回はこの便利すぎるアイテムを自分で作る方法を解説しちゃいます。
ほかにもキュートなヘアアイテムの作り方、あります!
デフトバンの材料
名称 | 入手先 | 参考価格 |
---|---|---|
布 12㎝×40㎝を2枚 | 家にあったもの | ー |
アルミワイヤー (太さ2.0㎜×長さ1.2mくらい) | ホームセンター 100均 | 100円くらい |
ガムテープ | ホームセンター 100均 | 100円くらい |
家にあるものでできる人も多いんじゃない?
生地は古着でもOKです!
生地について
生地は縫いやすい物を用意してください。
オーガンジーなどの薄い生地→針金との相性が✕
厚すぎる生地→ひっくり返す工程が多いため△
しわになりにくい生地が使いやすいため、私のおすすめは縫いやすいニット地です。
伸びすぎる生地は縫いにくいので注意です。
Tシャツみたいなのがいいかも。
針金について
針金は曲げやすくて折れにくいものがいいので、太いアルミ製のものがおすすめ。
細すぎるとホールド力がないため✕
太すぎると作りにくい&使いにくいので✕
何本か作ってみた結果、2.0㎜の太さが一番使いやすいと感じました。
デフトバン作り方手順
難易度 | 初心者〜中級者 |
材料費 | 200円~500円くらい |
制作時間 | 30分〜1時間 |
作る方法 | ミシン |
説明を読むだけだと難しそうに見えるけど、実際やってみると案外簡単♪
簡単ならたくさん作るですー!
下準備~型紙を作って裁断します
型紙ですが、自分の髪の長さ、髪質、毛量などに合わせて調整してください。
ロングヘア、毛量多めの私専用の型紙はPDFでダウンロードできます。
小さいサイズにする場合は、PDF型紙を加工するか以下の方法で型紙を起こしてください。
型紙の使い方が苦手な人はこの記事を見てね。
型紙は欲しいサイズの長方形に、中心に1㎝幅の穴を書き、両端をとがらせて完成です。
市販サイズは9㎝×35㎝が多いです。
今回私が起こした型紙は少し大きめで、10㎝×38㎝に中心の穴が10㎝です。
中心の穴は8㎝くらいでも使いやすかったよ!
髪が細いお子さまはもっと小さくてもOKです!
短すぎるとホールド力がなくなってしまうため、大きめの試作を作って少しずつ小さいものに調整して自分サイズを探ってみてください。
型紙が取れたら生地を2枚裁断します。
PDF型紙は半分だけを載せているので、生地を半分に折った状態で型紙を当てて裁断してください。
中心の穴は後で開けるので、裁断時点では印をつけるだけでOKです。
自分で型紙を起こした人は、縫い代の分、1㎝外側を裁断してね。
作り方工程~縫う→針金を入れる
中心の穴を縫う→ぐるっと外周を縫う→針金を入れる
の手順で縫います。
中表に合わせて、中心の穴の線を2枚重ねでで縫います。
両端はとがった状態だとひっくり返しにくいので、1目分手前で曲がります。
ひっくり返すために穴を開けます。
半分に折って小さな切込みを入れ、開いて慎重に穴の中心を切ります。
ミシン目から1~2㎜内側までを狙って切込みを入れます。
切った穴の部分に1枚ずつ入れこんで表に返します。
縫い代を割って形を整え、アイロンで押さえます。
穴が完成しました!
続いて外周をぐるっと中表に縫います。
中心に穴が合って普通に中表に縫えないので、3回に分けて縫います。
まず長い辺から。
上半分をくるくる巻いてコンパクトにして、下半分の生地で包むようにして中表に合わせ、ステッチします。
縫い代を割って表に返します。
続いて反対の長い辺と、短い辺の順に縫います。
先ほどと同じ手順で、縫い終えた側をくるくるして縫ってない方で包んで中表に合わせ、今度は返し口を10㎝縫い残してステッチします。
返し口前後は返し縫いをしてね。
続いて短い辺を縫います。
くるくるしている部分を引き出して、中表に合わせます。
縫い代の部分を折って、両端は4枚重ねになった状態で縫います。
こうやって縫い代折るとひっくり返しやすいんだよ!
縫い終えたら返し口から表に返します。
これでミシンは終了!
しわが気になる人はアイロンをかけてください。
外周の長さ+20㎝くらいの長さを用意します。
PDF型紙を使う人は1.2m用意してね。
生地を傷つけないように通し始めを丸くまげておきます。
針金を丸くしながら、まずこのように返し口から入れて、穴の周りをぐるっと回って返し口から出します。
返し口から針金を端に添わせて、角の部分はしっかり針金も曲げながら添わせます。
角を曲げるたびに待ち針で固定しておくと作業しやすいです。
1周回ったら針金をつなげます。
針金を交差させた状態で曲げて、余分をカットして曲げた部分をペンチでできるだけつぶして締めます。
つなぎ目は布粘着式のガムテープでぐるぐる巻きにして、針金の端っこが生地に当たらないようにしておきます。
返し口をコの字とじで閉じて、完成です。
コの字とじ、私はあみだ縫いと呼ぶです~♪
ネーミングセンス…
ミシンで縫うのが難しい…と思った方は、こちらの記事をご参考に縫わないヘアゴムを作ってみてはいかがでしょう。
補足~お好みでステッチをかけてください
完成品の端から1㎝のところに、お好みでぐるっとステッチをかけてください。
【ステッチをかけるメリット・デメリット】
- 針金がずれない
- 型崩れしにくい
- ステッチが悪目立ちすることがある
- 縫うときに針金に当たると針が折れる
- 使う前に手で形を整える必要がある
私は今回のデフトバンの生地に合う色の糸がなくて悪目立ちしてしまい、ステッチを諦めました。
毎回針金を元の位置に戻す必要がありますが、見た目がかわいくできたので気に入っています。
ステッチをかけるには、ミシンの押さえがねを片おさえや細おさえに交換します。
これは普通の押さえがねだと幅が広くて針金を踏みやすくなり、押さえがねが布から浮いてしまうためです。
自作デフトバンのアレンジ
今回いろんなデフトバンを作ってみました!
まずはちいさいサイズとして28㎝のものを試してみました。
大人のロングヘアには長さが足りない印象で使いにくいです。
ただハーフアップにするならありかな?と思いました。
続いては先が丸いデザインのデフトバン。
これは、印象が変わってかわいい!
長さは変えていないので使い心地は変わりません。
何本か作るならデザイン違いもおすすめですよ!
手作りデフトバンで自分サイズを作っちゃおう!
デフトバンの口コミレビューを見ていると、「大きすぎて合わなかった!」「小さくてつかいにくかった」というものもちらほら。
髪の量も長さも質感も個人で違うので、おそらく使いやすいデフトバンも個人でサイズが違うのでしょう。
市販サイズはどれもほぼ同じなので、買ったけどイマイチだったらぜひ自作してみてくださいね。
生地はハギレでできて、針金はひとつ買えばたくさん作れます。
いろんな生地で自分サイズのデフトバンを作ってみませんか?
コメント一覧 (4件)
可愛くて簡単ですごいです!私も作ってみます(・∀・)
macaronさん
うれしいコメントありがとうございます♡
ぜひぜひ、お気に入りの生地で作ってみてくださいね(^^♪
この髪型はシニヨンやお団子であって、ギブソンタックではない。
コメントありがとうございます。
髪型に関しては美容師等ではないため専門外ですが、調べたところ
・シニョンはお団子ともともと同じ意味
(ニュアンスが違うかも)
・ギブソンタッグはシニョンやお団子の一種で、髪を入れ込んでまとめた髪型
というような定義のようです。
巻きが甘く、画像で誤解を与えてしまったのかもしれません。
ですが解説にある通り髪を巻き込んでまとめているため、このサイトではこの髪型をギブソンタッグと表現しています。